Pulsar Audio Primavera: 6つのアルゴリズムであらゆるミックスに適応するスプリングリバーブ

Pulsar Audioとは?

Pulsar Audioは、15年以上のプラグイン開発経験を持つチームによって設立されました。
彼らは、オーディオ信号処理、電子工学、音響技術、音楽実践における確かな専門知識を活かし、アナログ機器の微細なディテールと特有の不完全さをモデリングすることで、3次元的な音楽性豊かなプラグインを提供しています。
Pulsar Audioのプラグインは直感的で美しいデザインを目指しています。
スプリングリバーブとは?

スプリングリバーブは、1939年にハモンドオルガンで初めて導入され、1963年以降はギターアンプで広く使用されるようになった古典的なオーディオ空間化エフェクトです。
このエフェクトは、スプリングの両端にトランスデューサーを設置し、一方のトランスデューサーで音を発し、もう一方で受け取ることでエコー効果を生み出します。
Primaveraでは、選び抜かれた6つのスプリングリバーブモデルが利用でき、ユーザーは自分のプロダクションに最適なサウンドを選ぶことができます。
基本的な使い方について

PrimaveraプラグインをDAWのトラックにロードし、基本的なプリセットを選択して再生を開始します。
リバーブとオリジナルの信号のバランスをミックスノブで調整し、ディケイノブでリバーブの持続時間を設定します。
インターフェース下部の正方形のボタンでスプリングリバーブモデルを選び、ドライブ設定を調整してプリアンプを選択します。
高域と低域のフィルターで音をクリーンアップし、出力セクションでダッキング、プレゼンス、ボリュームを設定します。
プリアンプのドライブのみの使用も可能です。
オーバーサンプリングについて

オーバーサンプリングは、プラグイン内で音声をより高いサンプリングレートで処理する機能です。これにより、CPU使用量が増加し遅延が生じる可能性がありますが、Pulsar Audioの製品は高度な技術を使用しており、通常はオーバーサンプリングなしで高品質な音声処理が可能です。オフラインレンダリング時には、最高品質で処理されるようにオーバーサンプリング設定を別に指定することができます。
コントロールパネルについて
あまり他で見かけないパラメーターと注意事項があるパラメーターを抜粋して紹介します。エキサイテーション (Excitation)

エキサイテーションは、物理的なスプリングリバーブが衝撃を受けたときに発生する特有の音をシミュレートするためのパラメーターです。
具体的には、楽器の演奏が始まる際にスプリングリバーブを「※励起」することで、リバーブの特徴的な「ボイング」音を強調します。
このパラメーターを使用すると、プレディレイの設定に注意しながら、演奏と同時に独特の音を出すことが可能になります。
※この場合、衝撃エネルギーが反映されることを指します。
テンション (Tension)

テンションはスプリングの張力を調整するパラメーターで、0(リラックスしたスプリング)から10(よりタイトなスプリング)までの範囲で設定します。
張力を上げるとスプリングが硬くなり、トランスデューサ間の波の伝達時間が短縮されます。
これにより、リバーブのテイルのリズムが速くなり、高音成分が強調されます。
逆に張力を下げると、リバーブにソフトでゆったりした感じが生まれ、低音が強調されます。
Width

Widthパラメーターは、スプリングリバーブのステレオイメージの幅を調整します。設定値がゼロの場合、リバーブはモノとなり、値が10の場合には効果の最大ステレオ幅が得られます。ただし、Twangモードやプラグインがモノトラックに配置された場合、リバーブは必然的にモノとなります。この場合、赤色の「モノ」LEDが点灯し、Widthノブが無効になることを示します。
Mix

Mixノブは、プラグイン出力でのダイレクトサウンドとリバーブサウンドのバランスを調整します。
「Verb」位置ではリバーブ信号のみが出力され、「Pre」位置ではリバーブに入る前の信号が出力されます。
特に「Pre」位置では、リバーブが完全に無効になり、CPUリソースを消費しなくなる点が重要です。
この設定により、エフェクトは純粋な歪みに変わります。
開発時に、これらの歪みの質が気に入られたため、リバーブの有無にかかわらず使用できるように設計されました。
このアイデアはPulsar Audio Echorecプラグインにも採用されており、磁気ディスクディレイの他に特殊な音響を持つ真空管プリアンプも提供しています。
6種類のリバーブモデルについて
Twang
Twangモードは、アメリカンアンプ用に理想的なリバーブ、Fenderのリバーブタンクを模倣したもので、特定のハードウェアマシンの完全なコピーではありません。
このモードは、特にギターアンプのリバーブとしてよく使われる音質を提供します。
HR12
HR12は、非常にローファイな日本製のリバーブを模倣しており、元の音からほとんどの低音成分を取り除かれた攻撃的で特徴的なリバーブ音を生成します。
SR202
SR202は、かつてハイファイとして使用された古いリバーブをベースにしています。
そのサウンドはクリーンとは言い難いですが、リバーブが非常に聞き取りやすいリズム感を持っています。
リバーブテールは6種類の中で最も密度が低いものの一つです。
Tubby
Tubbyモードは、スプリングを創造的なエフェクトとして普及させた人物※King Tubbyへのオマージュとして提案されたモードです。
これもまた、具体的な機械の直接的なコピーではありません。
※ジャマイカのレゲエ、ダブミュージックのパイオニア的な存在
RE201
RE201モードは、カルト的な地位を持つ黒と緑のボックスRoland Space Echo RE-201のリバーブを再現しています。
他のモデルよりもハイファイで、フラッターが少なく、存在感が柔らかく暗めのサウンドをしています。
音に深みを加えるのに適しています。
GBS
GBSはPrimaveraで提供されるリバーブの中で最もクリーンなもので、高域と低域の両方で非常に広い帯域幅を持ちます。
参考モデリング元はGibbsのスプリングリバーブユニットです。
EXCITATIONを上げるとスプリングの特徴的な音が聞こえますが、リバーブテールは非常に密で、わずかなフラッタリングしかありません。
プラグインの詳細

必ずもらっておきましょう!!
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是非ご覧ください。
Twitter ID:@MazQmusic
— MazQ / MusicMaker (@MazQmusic) 2019年1月30日
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次回もお楽しみに!
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