Black Rooster Audio、Plugin Alliance、UADの開発に関わる方の個人ブランドFuse Audio Labsの全製品を解説します!
皆さん、Fuse Audio Labsというブランドはご存知でしょうか?
2017年にReimund Dratwaというドイツの方が独立してできたブランドです。
彼について説明すると驚かれると思います。
すでに多くに周知されているPlugin Allianceのプラグインはほぼ彼によって作られているからです。
また、最近Nativeに対応したUADにも携わっています。
そんな彼が100%書き下ろして作られているのがFuse Audio Labsのプラグインです。
彼についての要約:
親の影響で小さい頃から物理回路を設計したり、学んでいました。
20歳の時を境にDSPについて学びながらDAWを作りました。
博士号をもらった後はBrainworxにて働き始めました。
この時2011年です。
回路設計者と出会い様々な学びを得ることができる環境で、会社も成長していました。
2016年にBrainworxをやめ、同僚とタッグを組んでBlack Rooster Audioを設立、1年と少しの期間で多くのプラグインをデザインしました。
翌年2017年、自由な発想で開発できるという長年の夢を叶えるため、Fuse Audio Labs設立に至ったのです。
Fuse Audio Labs About
いい製品ばかりなのですが、日本では特にレビューが出ていないのが気になりましさい
購入先も公式のECショップしかないので、まさに知る人ぞ知るメーカーになっています。
そこで今回、私から連絡し、すべての製品をレビューさせてもらえることになりました!
製品リストですぐ指定箇所に飛べるようにしてます。
また、製品画像をクリックすると日本語に自動翻訳されたサイトに飛べるようにしてあります。
公式の意訳を載せて、音源のあとに感想を載せてあります。
最後まで読んでいただくと無料プラグインの情報も少し載ってます。
当記事はアフィリエイトや広告クリックで運営していますが、
Fuse Audioさんからは一切アフィリエイトリンクを頂いておりません。
よろしくお願いいたします。
ちなみに、彼が率いるBlack Rooster Audioは
Plugin Boutiqueで買うAll Bundleがおそらく最安です。
本家サイトでも日本の消費税が適用されます。
Black Rooster Audio
ちなみに、彼が率いるBlack Rooster Audioは
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Black Rooster Audio
Plugin Boutiqueでは毎月お得な購入特典がもらえます。
$1以上支払うと特典を追加することができるので必ずもらっておきましょう!!
最近は3製品から選べたり、特典が豪華になっているので1製品ごとに購入するのがオススメです。
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UAD、PluginAlliance(Brainworx)、Black Rooster Audioの開発に携わる方の独立ブランドです。
— 𝕄𝕒𝕫ℚ デカい音とウマい飯 (@MazQmusic) November 24, 2023
たまに半額セールはやりますが…
BFの3日間はなんと!!
\全部一律14.9ドル/
になるそうです!
VCS-1、FLYWEELがこの価格はノーブレ⚡
全製品レビューはリプライへ⇩https://t.co/P20o3F1mmO
製品リスト
| カテゴリ | プラグイン名 | モデリング元 | 価格($) | |
| EQ | RS-W2395C | Roger Schult RS-W2395C | フリー | |
| VQP-BUNDLE 258A/259A | Langevin 258A / 259A | $49 | ||
| VQA-154 | ADM 1540 | $69 | ||
| Dynamics | VCL-515 | Webster WCS 515 | $59 | |
| VCL-864U | Federal AM 864/U | $69 | ||
| VCL-25A | RCA BA-25A | $69 | ||
| VCL-373 | TAB U373 | $59 | ||
| VCL-4 | Urei LA-4 | $59 | ||
| Tone / Character | VPRE-31A | RCA BA-31A | $39 | |
| FLYWHEEL | Reel-to-Reel tape machines (NP) | $59 | ||
| VPRE-562A | Grampian 562A | $69 | ||
| VPRE-376 | TAB V376 | $39 | ||
| F-59 | Fender 1959 Bassmann | $59 | ||
| Channel Strips | VCS-1 | (NP) | $79 | |
| TCS-68 | Tascam MidiStudio 688 | $59 | ||
| Reverb / Delay | VREV-305 | MicMix Master Room XL-305 | $59 | |
| VREV-140 | EMT-140 | $59 | ||
| VREV-666 | Grampian 666 | フリー | ||
| BUCKET-500 | Bucket Brigade Delay (NP) | $49 | ||
| Special Effects | DOZER-DRIVE | Dunlop Fuzz Face Ibanez Tube Screamer | $19 | |
| VPB-BUNDLE overdrive, octaver, gate, chorus | EHX Big Muff EHXGermanium Overdrive DOD Gate 230 DOD Fx32 Meatbox DOD Chorus 65 | $19 | ||
| VPRE-2C | RCA BA-2C | $49 | ||
| DRUMSSSX | (NP) | $89 | ||
| NP=Not a particular model 特別モデリング元はありません。⇨まとめ | ||||
RS-W2395C

価格:フリー
モデリング元:Roger Schult RS-W2395C
モデリングしたハードウェアの公式サイトを見るとすべて説明が書いてあります。
• 高周波数および低周波数用の 2 つのアクティブ Baxandall トーン コントロール フェーダー (+/- 12 dB)
• セミパラメトリック中帯域フィルター
• 高周波数帯域の選択可能な周波数範囲 (2 kHz | オフ | 5 kHz)
• 選択可能な周波数低周波数帯域の範囲 (80 Hz | オフ | 110 Hz)
• 155 Hz と 3.5 kHz の間で継続的に掃引可能な可変ミッドバンド フィルター (最大 +/- 10 dB) • 3 つの方法によるミッドバンド フィルターの Q ファクター制御ポジションスイッチ (1.5 | 0.7 | 0.4)
W2395c イコライザーは、最も多様なプログラム素材に対して多用途なサウンドシェイピングの可能性を提供します。
このユニットは、高音域と低音域のアクティブ Baxandall トーン コントロールとセミパラメトリック中帯域フィルターを提供します。
Baxandall バンドの両方のゲイン コントロールはフェーダーとして設定されており、バンドごとに +/- 12 dB の間でレベル調整が可能です。
回路設計により、各帯域内のゲイン設定に応じて、高帯域と低帯域が最大 4 dB 相互に影響を与える可能性があります。
2 つの 3 ポジション トグル スイッチを使用すると、低域と高域のショルダー周波数をそれぞれ 80 Hz または 110 Hz、および 2 kHz または 5 kHz に設定できます。
各スイッチの中心位置は「オフ」位置を示し、ゲイン制御を調整せずにフィルター帯域を解除するために使用できます。
セミパラメトリックミッドバンドフィルターは、Roger Schult の有名な UF1 フィルターから採用されており、最大 +/- 10 dB のゲインで 155 Hz ~ 3.5 kHz の間で連続的に可変の中心周波数を提供します。
3 ポジションのトグル スイッチを使用すると、ベル フィルターの Q ファクターを狭い (Q = 1.5)、中程度 (Q = 0.7)、および広い (Q = 0.4) に設定できます。
照光式の「オン」スイッチにより、高品質リレー (「ハード バイパス」) によって信号パスから EQ を削除できます。
VQP-BUNDLE 258A/259A

価格:$49
モデリング元:Langevin 258A / 259A
Pultecに似た1950年代アメリカのパッシブEQです。
40Hzをブーストまたはカットができるのでキックやレゲエベースに適しています。
258AはLow/Highの2バンドで2dBごとに最大+12dB Boost / -16dB Cutが可能です。
259Aは10ほどから周波数を選べるフィルターです。
打ち込みのギタートラックに両方かけてみました。
258AはLowを+6dB、10KHz +4dB
259Aは70Hzをカット、8KHzにHF+LFをかけてます。
インサートなし
インサートあり
いかがでしょうか。
ローが持ち上がって厚みと迫力が増し、ハイの心地よさが出たように感じます。
と言ってもベースに被る帯域ではなさそうな気もしますが。
最後の音の切れ方もかなりエッジが出てるように思いました。
カットも自然で、ローパスも楽曲に馴染むようなかかり方をするように感じました。
キックやレゲエベースと公式にあるくらいなので、現代よりもやや高めの音域に影響があるのかもしれませんね。
ローが持ち上がって厚みと迫力が増し、ハイの心地よさが出たように感じます。
と言ってもベースに被る帯域ではなさそうな気もしますが。
最後の音の切れ方もかなりエッジが出てるように思いました。
カットも自然で、ローパスも楽曲に馴染むようなかかり方をするように感じました。
キックやレゲエベースと公式にあるくらいなので、現代よりもやや高めの音域に影響があるのかもしれませんね。
VQA-154

価格:$69
モデリング元:ADM 1540
1970年代から多くのスタジオで使われた4バンドEQです。
心地いい倍音とフィルターのキャラクターは他に見当たりません。
先ほどのギター音にかけてみました。
インサートなし
インサートあり
いかがでしょうか。
ふくよかなトーンをしていると感じました。
MSで別に処理することもできるので、ギターは1本でも広がり感に良い影響を与えることができそうです。
また、ダブリングほどわざとらしくなく馴染ませ主張できそう、と想像しています。
ふくよかなトーンをしていると感じました。
MSで別に処理することもできるので、ギターは1本でも広がり感に良い影響を与えることができそうです。
また、ダブリングほどわざとらしくなく馴染ませ主張できそう、と想像しています。
VCL-515

価格:$59
モデリング元:Webster WCS 515
1960年代にALTEC438Aとの競合として作られた真空管リミッターです。
ソフトニーのコンプレッションと心地よい自然な音調をしています。

こんな感じの設定でキックにインサートして聞き比べてみました。
インサートなし
インサートあり(LIM)
インサートあり(AMP)
いかがでしょうか。
やや分かりづらいデモかもしれませんが、リミッターは硬く輪郭が出て、アンプは少し色が付きます。(要修正)
やや分かりづらいデモかもしれませんが、リミッターは硬く輪郭が出て、アンプは少し色が付きます。(要修正)
VCL-864U

価格:$69
モデリング元:Federal AM 864/U
元は1950年代米軍によってつくられた象徴的なVariMu真空管リミッターです。
元の音質をしっかり保ちながら、ダイナミクスを均すことにおいてトップクラスの機材です。
グルーヴを引き締め、かつ柔らかい質感を得られます。
また、真空管特有の広がりを与えてくれます。
リリースタイム1.0sでその他は全開にかけた設定を適用し、スネアを聞き比べました。
インサートなし
インサートあり
いかがでしょうか
こちらはかなり分かりやすいようにかけました。
最初の音はDAWの書き出しの都合でバキッとしてますが、他の箇所を比べると全開にかけてるのに自然な音をキープしているように感じました。
公式の通りの音になって最高です。
とはいえここまで過剰にかけるならミックスを下げてパラレルにしたほうが良いと思います。
(デモなのであえてこうしました)
こちらはかなり分かりやすいようにかけました。
最初の音はDAWの書き出しの都合でバキッとしてますが、他の箇所を比べると全開にかけてるのに自然な音をキープしているように感じました。
公式の通りの音になって最高です。
とはいえここまで過剰にかけるならミックスを下げてパラレルにしたほうが良いと思います。
(デモなのであえてこうしました)
VCL-25A

価格:$69
モデリング元:RCA BA-25A
変な誇張などはなく、自然な深みやきらめきを与えてくれます。
スレショルドやリリース設定を乱用しても音楽的な鳴りを保ちます。
パラレルするとジェントルかつ派手なビートが出来上がります。
こちらもスネアをリリースタイム1.0sで比較しました。
インサートなし
インサートあり
いかがでしょうか。
こっちのほうがアタックが速いような気がちょっとします。
より丸みのあるトーンに思いました。
リリースの減衰がより自然かもしれません。
アコースティック系に相性が良さそうです。
弦とかも良さそうですね。
こっちのほうがアタックが速いような気がちょっとします。
より丸みのあるトーンに思いました。
リリースの減衰がより自然かもしれません。
アコースティック系に相性が良さそうです。
弦とかも良さそうですね。
VCL-373

価格:$59
モデリング元:TELEFUNKEN TAB U373
オリジナルは1960年代ドイツの放送局で使われいた高級機です。
フルディクリートA級の回路には特段良質なものが使われています。
最終段にかけ、ダイナミクスを調整するのに使われていました。
こちらはスネアをDrive+18、リリースを1.2sで比較しました。
インサートなし
インサートあり(Limiter)
インサートあり(Compressor)
いかがでしょうか。
LとCで全然違う音になりました。
Lはオーバードライブをかけてタムのアタックの波形が矩形波っぽくなって、Cはノイズ成分が大きく音量もかなり変化が出ました。(下げてます)
ダイナミクスに色付けという形で変化を与えたいとき相性が良さそうです。
LとCで全然違う音になりました。
Lはオーバードライブをかけてタムのアタックの波形が矩形波っぽくなって、Cはノイズ成分が大きく音量もかなり変化が出ました。(下げてます)
ダイナミクスに色付けという形で変化を与えたいとき相性が良さそうです。
VCL-4

価格:$59
モデリング元:Urei LA-4
1960年代後半から続くもっとも有名なオプトコンプ(光学式)に継ぐ機材です。
飛び出た音を抑えることはもちろん、ドラムのパンチやタイトさ、リリース感をも調整できます。
ボーカルにかけると
こちらもスネアにかけてみました。Ratioは6です。
インサートなし
インサートあり
いかがでしょうか。
程よく音が潰れラウドになりますね。
LA2A LA3Aよりもしっかり潰してくれるのでこれはこれで1つ持っておいてもいいと思いました。
同じ機材のモデリングをしたライバルはないかもしれませんね。
程よく音が潰れラウドになりますね。
LA2A LA3Aよりもしっかり潰してくれるのでこれはこれで1つ持っておいてもいいと思いました。
同じ機材のモデリングをしたライバルはないかもしれませんね。
VPRE-31A

価格:$39
モデリング元:RCA BA-31A
とても個性的なカーブと偶数倍音が特徴のゲルマニウムを使ったプリアンプです。
入力を上げるとモーターの働きで
その深みのある低域はギターやベースに適していて、キックやスネアにも抜群です。
ボーカルにかけるとレコーディングのときはなかった近接効果の低域が手に入ります。
インピーダンス設定で歪みの周波数特性を調整できます。
こちらもスネアで確認しました。
インサートなし
150Ω +25dB
600Ω +40dB
いかがでしょうか。
600Ωと150Ωでかかる度合いが違います。
実際に触るとより分かりますが、600Ωの方がタイトで150Ωの方が全体に色がつく印象です。
NOISEを絞るのは忘れずに。
600Ωと150Ωでかかる度合いが違います。
実際に触るとより分かりますが、600Ωの方がタイトで150Ωの方が全体に色がつく印象です。
NOISEを絞るのは忘れずに。
FLYWHEEL

価格:$59
モデリング元:Inspired by 1" Reel-to-Reel tape machines, not a particular model
テープマシンのふくよかさを音楽に与えてくれます。
サチュレーション、
温かみと存在感、
こちらは機能が多いので動画で検証してみました。
※ココのみでの公開です。
いかがでしょうか。
テープマシンって実はあまり好きじゃないんですけど、 これは結構使いやすくていいなぁと思いました。
ローがはっきり出て程よいなだらかな歪みが心地いいですね。
いろいろ聞いて試した後に動画を撮ったので、Fuse Audioらしさを感じました。
テープマシンって実はあまり好きじゃないんですけど、 これは結構使いやすくていいなぁと思いました。
ローがはっきり出て程よいなだらかな歪みが心地いいですね。
いろいろ聞いて試した後に動画を撮ったので、Fuse Audioらしさを感じました。
VPRE-562A

価格:$69
モデリング元:Grampian 562A
1960年代前半に生まれた希少な完全真空管アンプです。
PAアンプとして作られましたが、主にイギリスのバンドにベース・ギターに使われていました。
実機ではMullard EF86をゲインステージに、ECC82をフェイズスプリッター回路に使い、6L6プッシュプル5極管を入出力の変成器に使っています。
そんな実機でしか得られない第六感を刺激するサウンドを特別な選択肢としてプラグインでもどうぞ。
ベースとギターにやや派手めにかけてみました。
インサートなし
インサートあり
いかがでしょうか。
過度な色付けがなく、確実にイイ感じにしてくれる印象ですね。
歪ませたあとにも堂々とかけられます。
過度な色付けがなく、確実にイイ感じにしてくれる印象ですね。
歪ませたあとにも堂々とかけられます。
VPRE-376

価格:$39
モデリング元:TAB V376
ドイツ放送技術(IGT)黄金期のA級ディスクリートマイクプリアンプです。
素晴らしいHaufe変成器などの超ハイグレードなパーツを使った機材は経験豊富なエンジニアによって開発されました。
V376は強豪V76のもう片方です。
スネアで比較してみました。
インサートなし
インサートあり
いかがでしょうか。
自然とノイズ成分が派手になりますが、アタックが潰れてる印象はなく、倍音が付与されたのが分かります。
自然とノイズ成分が派手になりますが、アタックが潰れてる印象はなく、倍音が付与されたのが分かります。
F-59

価格:$59
モデリング元:Fender 1959 Bassmann
1958年からの歴史に残るギターアンプです。
流行の発端であり、瞬く間に普及したロック界の超モンスター級アンプです。
その温かみのあるトーン、心地よいクランチトーンはクリーンからハイゲインまで多様な音を鳴らします。
いろいろと弄って打ち込みギターの音を調整しました。
インサートなし
インサートあり
いかがでしょうか。
すでに歪ませてありましたが、ハイゲインのいい感じの音が作れました。
電源含む4つのバー、音量と合わせて7つのつまみで結構様々な音作りが楽しめます。
すでに歪ませてありましたが、ハイゲインのいい感じの音が作れました。
電源含む4つのバー、音量と合わせて7つのつまみで結構様々な音作りが楽しめます。
VCS-1

価格:$79
モデリング元:オリジナル
もし無人島にプラグインを1つ持っていくならこのVCS-1でしょう。
ゼロレイテンシーの総合的なチャンネルストリップです。
内部では複雑なことをしていますが、簡単に操作できる見やすさも兼ね備えています。
3種類色付けを選べるプリ、広帯域なフィルター、必要十分な5バンドEQ、豪華なリミッターコンプ、実用的なゲート、エキスパンダー、良く見えるメーター
プラグイン側でDAWにあるトラックすべてから自由にグルーピングしてアサインできます。
インサートなし
インサートあり
いかがでしょうか。
個人的にはチャンネルストリップの中で一番好きです。
見やすいし、音は抜群に良いし、ちょっとしたモデリングの違いなどを意識する必要なく全チャンネルに挿せる気がします。
CPU負荷は
また、プラグインでDAWのトラックに自由なルーティングができるチャンネルストリップは他に知らないです。
個人的にはチャンネルストリップの中で一番好きです。
見やすいし、音は抜群に良いし、ちょっとしたモデリングの違いなどを意識する必要なく全チャンネルに挿せる気がします。
CPU負荷は
また、プラグインでDAWのトラックに自由なルーティングができるチャンネルストリップは他に知らないです。
TCS-68

価格:$59
モデリング元:Tascam MidiStudio 688
一般消費者には普及していなかった1990年にデジタルの解答として生まれました。
その時代の最も有名なマルチトラックカセットテープレコーダーの一つです。
その高次元なLo-Fiサウンドは時代遅れではありながら、現代でも多くの人が求める音をしています。
インサートなし
インサートあり
いかがでしょうか。
決してローファイというほどのものではなく、使いやすいEQ、TRIMで時間軸の補正(厳密には違いますが)など簡単で便利です。
決してローファイというほどのものではなく、使いやすいEQ、TRIMで時間軸の補正(厳密には違いますが)など簡単で便利です。
VREV-305

価格:$59
モデリング元:MicMix Master Room XL-305
オリジナルは1970年代からの希少な小空間スプリングリバーブです。
それぞれ対数関数的に時間軸を調整された12種類から選択できます。
かなり調整でき、唯一無二の質感が得られるリバーブです。
スプリングリバーブにありがちなバネのビュンと弾くような付帯音はなく、豊かで深い残響を得られます。プレートリバーブに近いかもしれません。
チャンネルごとに個別にプリディレイなどを操作でき、サミングもできます。
スネアにかけてみました。
他のリバーブとも比べてみてください。
インサートなし
インサートあり (Mix50%)
いかがでしょうか。
個人的にはスプリングリバーブだけどプレートとの中間のような印象もあります。
今回はリリースを統一し、後はほぼデフォルトです。
補正はローカットは使うかもしれませんが、その他はあまり使わない気がしました。
音は結構ユニークな印象です。
個人的にはスプリングリバーブだけどプレートとの中間のような印象もあります。
今回はリリースを統一し、後はほぼデフォルトです。
補正はローカットは使うかもしれませんが、その他はあまり使わない気がしました。
音は結構ユニークな印象です。
VREV-140

価格:$59
モデリング元:EMT-140
オリジナルは1950年代の170kgもあるリヴァーブです。
その滑らかな響きとプレートリバーブ特有の深みはギターボーカルドラムはもちろん、過剰にかけて想像を掻き立てられるような音にすることもできます。
また、空間に広がりをもたせるのにも良いです。
ディケイタイムは実機の5秒から、なんと32秒まで設定が可能に変わりました。
3バンドEQなども加わっています。
プリディレイも500msまで設定可能なので特殊効果にも対応できます。
インサートなし
インサートあり (Mix50%)
いかがでしょうか。
よりオールドスクールなリバーブで抜けの悪い感じが逆になじみそうな感じがします。
他社からもモデリングは出ているので、比較してみました。
Arturiaよりもこちらの方が付帯音がつく印象で、抜け感も悪いのがどう思われるか、ですが、
どうなんでしょうか。
よりオールドスクールなリバーブで抜けの悪い感じが逆になじみそうな感じがします。
他社からもモデリングは出ているので、比較してみました。
Arturiaよりもこちらの方が付帯音がつく印象で、抜け感も悪いのがどう思われるか、ですが、
どうなんでしょうか。
VREV-666

価格:フリー
モデリング元:Grampian 666
1960年代の極めて希少なスプリングリバーブです。
音響特性の良いBBCのコンパクトスタジオの為に作られました。
電気機械の不規則な揺れ、イキイキとリッチな染み渡る音はとてもリアルです。
生っぽいリバーブの音ではなく、エッジを利かせたり、汚れたアンビエンスを付与したり、ザラザラした質感の空間を加えます。
エフェクトゲインノブしかない実機と比べてこちらはミックス、150msまでのプリディレイ、トーンEQ、リミッターが付いています。
是非ご自身でDLして確認してみてください!
BUCKET-500

価格:$49
モデリング元:Inspired by Bucket Brigade Delay technology, not a particular model
これぞBBDという音楽的なディレイの質感をしています。
あらゆる音の裏で楽しい音が広がるなど、すぐにその輝かしい効果を得ることが出来ます。
質感と減衰の仕方は他と異なり、一つの武器として使えます。
ギターエフェクターのストンプボックスのようなシンプルな操作性でビンテージな質感を手に入れる事ができます。
プラグインならではの機能として、Feedbackにティルトフィルター、ステレオクロスフィールド(信号の混ざり)、テンポSync可能なLFOを追加しています。
インサートなし
インサートあり (Mix50%)
いかがでしょうか。
よくある設定のディレイにしましたが、しっかり裏でなってくれるディレイですよね。
フィルターをかけレゾナンスで持ち上げたような音ですが、楽曲中で鳴ると馴染みつつ聴きごたえのある音になるのが容易に想像できます。
よくある設定のディレイにしましたが、しっかり裏でなってくれるディレイですよね。
フィルターをかけレゾナンスで持ち上げたような音ですが、楽曲中で鳴ると馴染みつつ聴きごたえのある音になるのが容易に想像できます。
DOZER-DRIVE

価格:$19
モデリング元:Dunlop Fuzz Face + Ibanez Tube Screamer
2つのギターペダルで構成されたプラグインです。
1966年の伝説のFuzz、1979年のモンスター級Overdriveです。
ちょっとブーストしたり、ガッツリ歪ませたり、個性的な中音域の目立ち方を堪能してください。
Stevie Ray VaughanやJimi Hendrixのようなアーティストの音を出したいときも、自分らしい音を出したいときもお供になること間違いなしです。
トランジスター(増幅回路)をNPNとPNP(シリコンとゲルマニウム)から選ぶことでクリッピングのキャラクターを選べます。
ギターがすでに歪んでいるトラックだったので、ベースにかけてみました。
※歪んだトラックにはちょっと過激すぎました。
インサートなし
インサートあり
いかがでしょうか。
結構派手にかかりますよね。
まぁオーバードライブとは違うクランチな音を探しているときに助けになるかと思います。
値段も手ごろで、セールだと$10切りますからね。
結構派手にかかりますよね。
まぁオーバードライブとは違うクランチな音を探しているときに助けになるかと思います。
値段も手ごろで、セールだと$10切りますからね。
VPB-BUNDLE overdrive, octaver, gate, chorus

価格:$19
モデリング元:EHX Big Muff
EHX Germanium Overdrive
DOD Gate 230
DOD Fx32 Meatbox
DOD Chorus 65
ゼロレイテンシで人気のストンプボックスを堪能してください。
Big-Sur
リズムギターから激しいリードギターに適しています。
El-Germano
60年代のゲルマニウムトランジスタで、BIAS、VOLTAGEを弄ると何とも言えない音が手に入ります。
ブルースやオールドスクールなロックに相性抜群です。
Octafish
M51134というICをエミュレートしていて、入力信号にサブシンセの音を加えることができます。
サブだけのソロ再生もできます。
Gate-230
賢いHold機能付きの光学式ノイズゲートです。
こちらもベースで試してみました。
※全部インサートしてます。
インサートなし
インサートあり
いかがでしょうか。
すべて合わせて$19とは手軽でいいですよね。
特にコーラスとOctafishが気に入りました。
すべて合わせて$19とは手軽でいいですよね。
特にコーラスとOctafishが気に入りました。
VPRE-2C

価格:$49
モデリング元:RCA BA-2C
1950年代の真空管増幅回路ベースのマイクプリ、ブーストアンプです。
その滑らかで密度の高い音はアメリカ音楽の歴史に名を刻みました。
ローゲインなら中音域にほんの少し色づけるバランスの良い音になります。
狙いたい温かみ、重心、滑らかさに合わせてゲインを調整しましょう。
リッチな全高調波歪を持つ2つの6J7五極管、魅力あるローエンドにしてくれる出力構成が特徴です。
また、プラグインの機能としてトーンを決めるフィルター、ブーストモードも搭載されています。
1950年代後半から60年代後半までレコーディングに使われ、放送業界の真空管コンソールの基本にもなった音をこの現代にプラグインでどうぞ。
スネアで試しました。
微妙なトーンの違いを感じていただければ、と思います。
インサートなし
インサートあり (12 Lo)
インサートあり (16 FLAT)
インサートあり (20 Hi)
いかがでしょうか。
ゲインを入れていながらも自然でいいですね。
なんとなくインサートしたらなんかよくなるプラグインな気がします。
これぞFuse Audioの真骨頂というか、とりあえず迷ったらコレ買っておくのがいいかもしれません。
ゲインを入れていながらも自然でいいですね。
なんとなくインサートしたらなんかよくなるプラグインな気がします。
これぞFuse Audioの真骨頂というか、とりあえず迷ったらコレ買っておくのがいいかもしれません。
DRUMSSSX

価格:$89
モデリング元:オリジナル
ドラムの2MIXをパラデータに分けて、マルチトラックとして扱うことができます。
ドラムの細かい処理をすごくシンプルに、素早く行える賢いツールです。
やんわりとパートを分けて処理するためのプラグインです。
EQ、コンプ、サチュレーションがついていて便利です。
また、インサートだけだとバイパスしても聴感上の差がないのが素晴らしいです。
オーディオの中で一回でもソロで鳴っている部分があれば抜き出し◦ミュートできますね。
ドラムとサブベースの音声からベースを綺麗にミュートするとか、パッドの音を適当にアサインしてパンを振ってオートパンとワイドの間の雰囲気だすとか出来ました。面白い!
50.449👓 @iga449 - X (formerly Twitter)
EQ、コンプ、サチュレーションがついていて便利です。
また、インサートだけだとバイパスしても聴感上の差がないのが素晴らしいです。
\購入したフォロワーさんが感想を送ってくれました!/
オーディオの中で一回でもソロで鳴っている部分があれば抜き出し◦ミュートできますね。
ドラムとサブベースの音声からベースを綺麗にミュートするとか、パッドの音を適当にアサインしてパンを振ってオートパンとワイドの間の雰囲気だすとか出来ました。面白い!
50.449👓 @iga449 - X (formerly Twitter)
Fuse Audio Labsのプラグインを一通り触ってみて感じた印象をまとめます。
タイトでなだらかな音にするのが得意で、尖った音もどこか丸みというか大人しさを感じます。
ただ、低音はゴリっと鳴らしていたりとブランドそのものの音質傾向がかなり好みです。
Brainworxのプラグインを数多く手がけていて、その中で気に入ったものは彼が関わっているものが多いかもしれません。
Millenniaなんかはデモ聞いてかなり好きでしたし。
個人的なオススメはVCS-1、VCL-864U、VCL-4、VQA-154、VPRE-2C、FLYWHEELあたりでしょうか。
是非気になる方は一覧を覗いてみてください!!
そして、右下のニュースレターに登録するとたまに週末にやるセールの情報を受け取ることができます!
【追記】
無料プラグインきました!!!
Fuse Audio Labs VPRE-72無償配布来ました!!https://t.co/ri0E6u7Ul5 pic.twitter.com/NZ6iDxd7mW
— 𝕄𝕒𝕫ℚ デカい音とウマい飯 (@MazQmusic) November 17, 2023
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