
今話題のハイエンドヘッドホン、何とか聞く機会を得ました。
ADI-2 DAC FSと限りなく私の環境に近い環境で、スマホとの接続にて普段聞いてる楽曲を聴きました。
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まず、周波数特性ですが、重低音が強くて、300-700Hzあたりが盛り上がっていて、2-4KHzのどこかがやや凹んでるような印象でした。
DT1990Proよりも低音強いくらいでしたが、超高音の刺さりはなかったです。
正直、周波数特性はHD600やATH-R70xと比較すると全然…イマイチです。
しかし、時間軸と定位の良さは私が聴いた中では一番のヘッドホンです。
立ち上がりが他のダイナミックヘッドホンよりも早く、平面駆動型であることを感じます。
低域は余計な歪がなく量感のある音を聞かせてくれます。
音の立ち上がりの速さがすごく、キックがすごくカッコイイです。定位も正確であり、パンニングは等身大なのに100が130くらいの広さ、規模感で鳴っているような感覚がありました。
ドラムンベースにあるステレオのベースは耳を包み囲むように聞こえて素晴らしいリスニング体験でした。
キックが中央で鳴っているのにベースがステレオで、その差をかなり高レベルで描いてくれているのが分かりました。
音色そのものはドライで空間鳴りが大事なストリングスよりもブラスの息だったりのほうが気持ちよく聞けると思います。
立ち上がりがよくドライで高音もよく聞こえるのに耳障りじゃない、ここは楽器メーカーならではなのかな?と想像します。
Rolandのヘッドホンもそうでした。
本体重量は非常に軽く、そのへんの大型ヘッドホンはまず敵いません。
装着感も通気性含めすごくいいです。
上部のクッション?を無段階で動かせるようになっていてそこでパッドが耳に当たる位置を調整できます。勝手に動いたら困りますが、調整するときは硬いので壊さないように要注意です。
(お高いので)

ドライバーは中心よりちょっとズレる形で組まれていて少しベイヤーのテスラドライバーに近いものを感じましたが、磁力の影響を受けない素材を選んでいるそうで、設計の方向性は全然違うと感じました。
付帯音や強い高音があまり感じられないのは流石です。
ケーブルはネジのように回して着脱する仕様になっていて高級機であることを随所から感じました。
Focal Utopia SG、SENNHEISER HD820など比較すべきヘッドホンは多々あるでしょうし、クラシックを好まれる方は敬遠してしまうかもしれない音作りにも捉えられるけど…
時間と定位の正確性、表現性を考えたときになかなか上に出るものは見つからないのではないか、と思いました。
キックはサイン波のスイープですが、ベースはフィルターかかったノコギリ波なので、低域は少くなるんですが、その倍音表現もやや大げさながらも的確に表現しているのかな?と思います。
ベースをモノラルにした音源を聞き忘れたのでステレオ感や倍音感の確認をするの忘れてしまったのが悔やまれます。
ダイナミクスに関してですが、時間軸が素晴らしい表現力なのでそちらも申し分ないのではないか、と想像してます。
実際にコンプのアタックタイムを調整して聞いたわけではないのでわかりませんが。

ケーブルについては時間がなかったのもあり聞き忘れましたが、デザインもカッコよくてとても良いと思います。
雑なレビューですが、以上になります。
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