Sonic Academy Kick 2とD16 Group PunchBOX

どっちも違ってどっちもいいので、私MazQがどのようにして使い分けているか、設定方法など含めて改めて記事にしました。

まず音色での選び方としてはKick2はクリアでプロセスがされてない音色にしたいとき、
PunchBoxは歪みがあってしっかりプロセスを加えたい、最低音の周波数をしっかり音階に合わせたいときに使います。
特にテクノ、ハードコア系に向いていると思います。ダブステップ、EDMもいい感じです。

まずはKick2の使い方から。
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下準備
デフォルトの設定は変更を加えています。(サイン波にするため)
screenshot.618
デフォルトではDRIVE AMOUNTが10時方向くらいまでかかっているので左に振り切ります


screenshot.619
次にデフォルトでかかっているリミッターを切ります

screenshot.620
文字のところをクリックすればOKです。

screenshot.621
こちらは倍音を足して波形を変えることができます。
もし歪を加えるならここで加えてHARMONICSのノブを上げましょう。
基本的には2次倍音、3次倍音(左から2本目3本目)をほんの少し足す程度です。
また、HARMONICSノブが左に振り切っている場合はサイン波なので気にしなくてOKです。

これでデフォルトのクリック音とサイン波だけがなるようになったので下準備OKです。


Kick2はとにかくカーブを追求するシンセです。
ここにおいては最強のプラグインだと思います。
screenshot.622

ちゃんとDAWのBPMに合わせて小節数の追従してくれます。(画像は150のとき)
LENGTHを変えても動いてくれます。



そしてボリューム、クリック、ピッチカーブすべて同じ時間軸で見ることができます。
つまり、書き出さずしてキックの長さがわかるということです。

プロセス
  • ピッチカーブを追求する。
  • ボリュームカーブでディップを探る。
  • LENGTHを変更してキャラクターを探る。
  • 伸びたLENGTHの分、ボリュームを減らす。

ピッチカーブを追求する。
screenshot.624
デフォルトではたった4つしか点を打たれていません。
これではキャラクターがあまりない硬いキックになってしまいます。
キャラクターを決めるのが500Hzあたりから下までの時間の動きだったりします。
キャラクターが強いと相対的に底の部分で硬さも感じにくくなるのですが、200Hz以下の低域を締りよくする(短くスイープさせる)といい感じになります。

screenshot.625
カーブプリセットを保存すればいつでも呼び起こせるので非常に便利です。
何ならカーブさえ保存しておけば半分以上完成なのでオススメです。


ボリュームカーブでディップを探る。
screenshot.623

デフォルトのボリュームカーブをくり抜きましたが凹んでますよね?
ここを移動したりガッツリ減らすことで特定の帯域を鳴らさないキックを作ることができます。
オシロスコープで波形に反映され、スペアナで周波数がわかるので見ながらやってもいいし、音だけでやってもOKです。

screenshot.626

ただ、どちらかというとリリース部分を短くするのがメインかもしれません。

screenshot.627
過激なカーブですが、こんなカーブでも楽曲で良いと感じればOKです。
ちなみにカーブプリセットはボリュームもピッチも共通なので別途自身でフォルダを作るか、保存しないのがいいと思います。


LENGTHを変更してキャラクターを探る。
screenshot.622

LENGTHを変えるとキャラクター部分も伸びるのでそれでキャラクター部分をどのくらい主張したいのかに合わせて微調整します。


伸びたLENGTHの分、ボリュームを減らす。
screenshot.626
さきほどの工程にもありましたが、LENGTHを伸ばせば当然リリースも長くなるのでカットしましょう。
レンダリングでサンプルにしてからの場合は飛ばしてもOKな工程です。


以上です。


D16 PunchBoxの使い方。
下準備
screenshot.628

このようにKICK部分以外はミュートしてしまいます。

screenshot.629
KICKはSINEモードでTweakします。
FREQは右クリックで音階が選べます。
下準備OK。

ここからは
アタックの調整、キックの調整、歪の調整を前後行き来しながらやります。

screenshot.630
そしてクリックでアタック部分を調整します。

基本的にはDECAYとTUNEで調整が終わります。
音の減衰時間とピッチ感。
ST.SPREADでステレオの広がりも変えられます。

screenshot.631
順序は変えられますが、だいたいこのまま使います。
PREAMPで歪み、SAMPLING FREQでビットクラッシャーを感じるギリギリのところに調整(好みなのでしなくても良い)します。
ディストーションは全部のパラメーターが重要です。
歪みすぎるのでFX AMOUNTも調整しましょう。
フィルターもお好みで。

という感じでざっくりと歪んだキックを作ることができます。
この『ザックリ』がPunchBoxの魅力です。

PunchBoxは下準備のやり方も記事を書いている時点でのMazQのやり方でしかないですし、音色によってバラバラです。
実際はほぼ感覚で作ってるので、あくまで1つの方法として受け取ってもらえると幸いです。



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以上
MazQでした〜!



次回もお楽しみに!