まずはこちらのループをお聞きください。
今回はこちらのキックを作っていきます。
以前スーパーソウの解説でも使ったSylenth1で作るのがやりやすくてオススメです。
ということで、今回はSylenth1で紹介しますが、理屈としてはSpireも同じです。
別のシンセで試してみるとやり方が記憶に定着しやすくなりますので、あえてこの記事を見ながらSpireで作ってみるとかオススメです。
ちなみに、いつも単体サンプル、プリセットの配布をしていないのは記憶、スキルとして定着してほしいからでもあります。
最後の方にまとめもありますので、簡潔に見たい方は最後をご覧下さい。
スタート!
オシレーターOscillator

初期のノコギリ波をサイン波に変えます。
VOICESは同じ波形を重ねるだけなので音量が変わるだけです。今回は基本に忠実な1にしました。
実機アナログシンセの場合や、設定次第では揺らぎが生まれ、キックの音が鈍るからです。
RETRIGは必ずオン。波形のスタートポジションを毎回同じにするためです。オフだと再生する度に音が変わります。耳ではわからないかもしれませんが音を重ねたら顕著に分かります。
また、VOICESを増やしたときに音が揺らぎます。
これらは位相に関わる話なのですが、別記事の中で解説してますので割愛します。
STEREOも今回は関係ありませんが、左に振り切ってモノラルにしておきましょう。
波形の揺らぎがステレオを生むからです。
PHASEはお好みで調整していいと思いますが、あとで重なるとなった場合に同じ位置にする必要があるので左に振り切ってる初期設定がオススメです。今回は関係ありません。
PITCH - OCTAVEのところはG1で50Hz帯を出せるように-1に設定すると楽です。
エンベロープenvelope

エンベロープカーブはタイトに聞かせるために真ん中のDecayとSustinを絞るのがオススメです!
Releaseはプチッとなるノイズを防止するために少しだけ上げとくのがおすすめです。
フィルターFilter

フィルターはかけないとよりアタック感のあるハードスタイルのミッドイントロキックになります。
今回は24db/octカットで適用しました。
1オクターブで24db減るということです。
DRIVEは少し上げると程よい歪みが加わり音が太くなるので超オススメです。

こちらのCUTOFFは後で調整します。
エンベロープジェネレーターEnvelope Generator

この音作りの最重要セクションです。
どのくらいの時間をかけて今押しているノート(鍵盤)の音程に降りるかをコントロールするのです。
クラブのキックは高い音から低い音まで急降下することでできるのです。
Decay以外は0、Decayは2くらいがオススメです。
PITCH A(B)を選択し、真ん中枠の右上に出る数値を3.000など切りの良い数字につまみを合わせましょう。
そうすると、3オクターブ上から音が鳴ります。
現段階ではキックのボディ部分しか作れていません。
さらに0.5ほどのDecayでピッチを降下させます。
今回、つまみの値は4.000にしました。
また、CUTOFFでアタック感とボディのコントラストをハッキリさせられるのでココとエンベロープジェネレーターの2箇所で調整しましょう。
ミキサーMixer

今回MIX Aのオシレーター1つしか鳴らして無いのでMIX Bは意味ありませんが、すべてフェーダーを最大にしておきましょう。
オシレーター数が少ないと音量が小さいためです。
外部エフェクト加工

歪み用にCamel CrusherのTube Warmthを使います。
Filterはハイがなくなってしまうので今回は切りました。MasterのMIXを下げ、おまじない程度に歪ませました。

続いて、エッジの効いた音が鳴るAnnihilateというプリセットを使います。
丸をつけたところをオートメーションでコントロールします。

ノートの初めから短い時間でMIXをマックスからゼロにします。
あくまでAnnihilateはキャラクター部分のパンチ感を出すために使用した感じです。
波形の調整

まず、音を短くします。最低音まで鳴る範囲で1/16小節くらいまでできるだけ短くするとそれっぽくなります。
通常の長さでは低域の歪みや音程感が目立つ印象です。
もし、長いほうがいい場合はより低い音程で鳴らすとあまり音程感を感じにくいと思います。
プツっとしたノイズを防ぐために波形の最後はぶつ切りにならないようにします。
また、後ほどアタック部分を足すので、少し音の始めを削ります。
アタック部分を足す

そのままでも良いのですが、ベースに負けない存在感を出すためにもパンチ感が大切です。
Psytranceのキックの大事な点だと思います。
今回はよくある例としてハイハットを足します。
好きなハイハットのサンプルを見つけます。
アタックの短い部分だけを使うのでそこだけ聞けばオッケーです。
また、おすすめは奇数拍と偶数拍でハイハットサンプルを変えることです。
奇数より偶数のほうが音程が高く聞こえるものを選ぶのが良いです。
ハイハットの位置を前のめりにしたり、再生位置を変えることで好みを追求できます。
今回は以上です。
話が途中難しくなってしまったので、重要ポイントだけまとめます。
重要ポイント!
・RETRIGオンでモノラルサイン波を1つ鳴らす。
・MOD ENVでDecayが短いものと長いものそれぞれでピッチを急下降させる。
・フィルターのDriveで低域感、CUTOFFでキックの明るさ暗さなどを調整する。
・サンプルは短めにしてアタック重視の音色へ。
・ハイハットの短い音を重ねる。
さて、いかがだったでしょうか。
気に入った方は👏、ツイッターのフォローなどして頂けると嬉しいです。
今回はこちらのキックを作っていきます。
以前スーパーソウの解説でも使ったSylenth1で作るのがやりやすくてオススメです。
ということで、今回はSylenth1で紹介しますが、理屈としてはSpireも同じです。
別のシンセで試してみるとやり方が記憶に定着しやすくなりますので、あえてこの記事を見ながらSpireで作ってみるとかオススメです。
ちなみに、いつも単体サンプル、プリセットの配布をしていないのは記憶、スキルとして定着してほしいからでもあります。
最後の方にまとめもありますので、簡潔に見たい方は最後をご覧下さい。
スタート!
オシレーターOscillator

初期のノコギリ波をサイン波に変えます。
VOICESは同じ波形を重ねるだけなので音量が変わるだけです。今回は基本に忠実な1にしました。
実機アナログシンセの場合や、設定次第では揺らぎが生まれ、キックの音が鈍るからです。
RETRIGは必ずオン。波形のスタートポジションを毎回同じにするためです。オフだと再生する度に音が変わります。耳ではわからないかもしれませんが音を重ねたら顕著に分かります。
また、VOICESを増やしたときに音が揺らぎます。
これらは位相に関わる話なのですが、別記事の中で解説してますので割愛します。
STEREOも今回は関係ありませんが、左に振り切ってモノラルにしておきましょう。
波形の揺らぎがステレオを生むからです。
PHASEはお好みで調整していいと思いますが、あとで重なるとなった場合に同じ位置にする必要があるので左に振り切ってる初期設定がオススメです。今回は関係ありません。
PITCH - OCTAVEのところはG1で50Hz帯を出せるように-1に設定すると楽です。
エンベロープenvelope

エンベロープカーブはタイトに聞かせるために真ん中のDecayとSustinを絞るのがオススメです!
Releaseはプチッとなるノイズを防止するために少しだけ上げとくのがおすすめです。
フィルターFilter

フィルターはかけないとよりアタック感のあるハードスタイルのミッドイントロキックになります。
今回は24db/octカットで適用しました。
1オクターブで24db減るということです。
DRIVEは少し上げると程よい歪みが加わり音が太くなるので超オススメです。

こちらのCUTOFFは後で調整します。
エンベロープジェネレーターEnvelope Generator

この音作りの最重要セクションです。
どのくらいの時間をかけて今押しているノート(鍵盤)の音程に降りるかをコントロールするのです。
クラブのキックは高い音から低い音まで急降下することでできるのです。
Decay以外は0、Decayは2くらいがオススメです。
PITCH A(B)を選択し、真ん中枠の右上に出る数値を3.000など切りの良い数字につまみを合わせましょう。
そうすると、3オクターブ上から音が鳴ります。
現段階ではキックのボディ部分しか作れていません。
さらに0.5ほどのDecayでピッチを降下させます。
今回、つまみの値は4.000にしました。
また、CUTOFFでアタック感とボディのコントラストをハッキリさせられるのでココとエンベロープジェネレーターの2箇所で調整しましょう。

ミキサーMixer

今回MIX Aのオシレーター1つしか鳴らして無いのでMIX Bは意味ありませんが、すべてフェーダーを最大にしておきましょう。
オシレーター数が少ないと音量が小さいためです。
外部エフェクト加工

歪み用にCamel CrusherのTube Warmthを使います。
Filterはハイがなくなってしまうので今回は切りました。MasterのMIXを下げ、おまじない程度に歪ませました。

続いて、エッジの効いた音が鳴るAnnihilateというプリセットを使います。
丸をつけたところをオートメーションでコントロールします。

ノートの初めから短い時間でMIXをマックスからゼロにします。
あくまでAnnihilateはキャラクター部分のパンチ感を出すために使用した感じです。
波形の調整

まず、音を短くします。最低音まで鳴る範囲で1/16小節くらいまでできるだけ短くするとそれっぽくなります。
通常の長さでは低域の歪みや音程感が目立つ印象です。
もし、長いほうがいい場合はより低い音程で鳴らすとあまり音程感を感じにくいと思います。
プツっとしたノイズを防ぐために波形の最後はぶつ切りにならないようにします。
また、後ほどアタック部分を足すので、少し音の始めを削ります。
アタック部分を足す

そのままでも良いのですが、ベースに負けない存在感を出すためにもパンチ感が大切です。
Psytranceのキックの大事な点だと思います。
今回はよくある例としてハイハットを足します。
好きなハイハットのサンプルを見つけます。
アタックの短い部分だけを使うのでそこだけ聞けばオッケーです。
また、おすすめは奇数拍と偶数拍でハイハットサンプルを変えることです。
奇数より偶数のほうが音程が高く聞こえるものを選ぶのが良いです。
ハイハットの位置を前のめりにしたり、再生位置を変えることで好みを追求できます。
今回は以上です。
話が途中難しくなってしまったので、重要ポイントだけまとめます。
重要ポイント!
・RETRIGオンでモノラルサイン波を1つ鳴らす。
・MOD ENVでDecayが短いものと長いものそれぞれでピッチを急下降させる。
・フィルターのDriveで低域感、CUTOFFでキックの明るさ暗さなどを調整する。
・サンプルは短めにしてアタック重視の音色へ。
・ハイハットの短い音を重ねる。
さて、いかがだったでしょうか。
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